元野球選手が金融業界にトライ!サンワード証券って本当に未経験でも大丈夫?

シルバー

written by 根岸春香

FX(外国為替証拠金取引)やCX(商品先物取引)による資産運用の提案などを行うサンワード証券株式会社様。約1年前、「"FXとは"を超シンプルに解説!」や、「転職者が入社前に知りたい24のこと」といった、風変りな取材企画を快く受け入れてくださったサンワード証券様に再び取材させていただきました!

今回は、社会人野球の選手から一転、全く未経験の金融業界にトライした木村さんに、本当に何も分からず入社して大丈夫なのか、資産運用の営業とはどのような業務内容なのか、といったリアルなお話を伺いました!
安心してください、「FX」や「CX」といった言葉は出て来ません。(笑)

インタビュイー:木村 成樹(きむら なるき)さん

インタビュイー:木村 成樹(きむら なるき)さん

入社4年目の今年、コンシェルジュに昇格。 かつて熱中していた社会人野球からは退いたものの、今は草野球の選手として東京ドームや明治神宮野球場でプレーすることを目標に休日は野球を楽しむ、1児のパパ。

取材に同席していただいた人事の大場さん曰く、『採用した決め手は、一つのことに本気で打ち込んだ経験があること、そして「自分は勉強ができません」と言い切るほどの謙虚さ。こういう人間が会社の中心になってほしいし、本人の将来が楽しみ』とのこと。
仕事のやる気に繋がるお褒めの言葉ですね。

野球ひと筋の人生から一転、金融業界へ転職

 

ーーー木村さんがサンワード証券に転職したきっかけを教えてください。

 

大好きだった野球を辞めたことがきっかけですね。前職は野球で入ったようなもので、仕事は基本的に野球をすることでした。怪我をして野球も会社も辞めてからは父親の会社を手伝っていたんですが、何も考えられないまま、2カ月間は落ち込むところまで落ち込みました。

 

ーーーそこからどのようにして立ち直り、サンワード証券と出会ったんでしょうか?

 

何か熱中できるものを見つけないと、人としてもダメになってしまう気がしてたんです。そんな時にサンワード証券の求人を見て、「今まで関心がなかったことにもトライしたい」と思えたことが、立ち直れた理由の1つですね。新聞もまともに読めなかった私だからこそ、何も分からない投資や資産運用の仕事に挑戦することで、野球と同じ熱量で取り組めそうな気がしたんです。

 

ーーーサンワード証券のどんな点に惹かれて入社を決めたのですか。

 

応募の決め手は「研修に力を入れている」と求人に書かれていたことです。右も左も分からない私でも、一から研修で学んで勉強をすれば、研修が終わる頃には現場で活躍できるだろうというイメージが湧きました。

入社の決め手は、面接官だった事業部長と部長に言われた「採用になったら一緒に働こう!」という一言です。その瞬間「もうこの会社に入社したい」と思いましたね。野球を通じて上下関係を学んだことや、挫折を乗り越えた経験を話したので、そこを評価していただいたのかなと感じました。

 

ーーー実際入社されて、求人内容や面接時に感じた印象とのギャップはありませんでしたか?

 

自分がイメージしていたこととのギャップは全くなかったです。新聞の見方や話を聞く態度など、基本中の基本から教えていただいて、経済ニュースと市場がどう繋がっているかなども研修で学びました。

新卒と中途入社など同時に入社する人数にもよると思いますが、研修はマンツーマンで丁寧に教えてくれますし、研修後も上司が部下の相談に乗ってくれたり、ほったらかしには絶対しない会社です。
仕事で大変な時や壁にぶつかった時は、上司と飲みに行って話を聞いてもらったり、アドバイスをもらってます。金融業界は"ガチガチに堅い"というイメージがあるかもしれませんが、そう感じたことはありません。
 

出会いを大切にすることで生まれる、良い距離感

 

ーーー入社4年目ということですが、現在の業務内容はどういったことをされているんでしょうか。

 

主に新規口座開拓をしていて、セミナーの企画から講師への出演依頼、終了後のアンケート回収などを行っています。会場で開催する時は、現場で接客もします。規模感で言うと、先日開催したセミナー参加者は約130人程でした。

その他に、現在お取引中のお客様に対してのアドバイスやリスク管理をさせていただいています。入社1年目から継続してテレアポの営業もしているので、業務全体の割合は、セミナー関連が4割、テレアポが4割、お客様のフォローが2割といったところでしょうか。現在専属で担当しているお客様は10名くらいです。

 

ーーーサンワード証券の業務内容は難しいイメージがあるのですが、苦労されたことがあれば教えてください。

 

最初は特に、新聞やニュースで見る情報を瞬時に理解することが苦手でした。入社して1年くらいは、意識的に新聞を読んだり経済ニュースを見るようにしていましたね。

ただ毎日触れていれば、否が応でも覚えざるを得なくなりますし、習慣付いた今ではSNS感覚で見れるまでになりましたよ。(笑)
得た情報は実際にお客様との会話などに活用することが多いので、だんだん本当に必要な情報なのか、そうじゃないのかをすぐに見分けられるようになりました。

 

ーーー現在のお仕事で楽しいと思う瞬間を教えてください!

 

私より年上のお客様が多いこともあり、まだ20代の私に資産運用を任せていただくことは難しいことだと思っています。その中で、お客様から「木村くんだから今回やってみるよ」「木村くんが担当なら安心して任せられるよ」って言っていただける時が一番テンションが上がりますね。人としても信頼していただけるように意識して丁寧な接客を心がけています。

 

ーーー信頼してもらうために、気を付けていることがあれば教えてください。

 

特にお客様との距離感に気を付けています。どうしても初めて話すお客様が相手だと緊張でガチガチになってしまっていたんですが、あえて言葉を崩して自分が話しやすい雰囲気を作ったりして、徐々に距離を縮めていけるように工夫していました。

 

ーーーそのコミュニケーションスキルはどのようにして身に付けたのですか?自分で?それとも先輩から?

 

ある意味、両方ですね。
初めて一人で営業した時は、緊張して思うように話せず、言葉遣いもガチガチでした。「もっとあぁ言えば良かったな、もっとこうすれば良かったな、お客様は聞き取りやすかったのかな、理解しやすかったのかな」という思いを経験して、何かしら変えないといけないと、自分自身で思ったことがきっかけですね。

そのきっかけもあり、先輩の接客を見て考え方が変わりました。接客する時に「このお客様と会えるのは、今日が最後かもしれない」と思うようになったんです。お取引していただければ今後も関係は続くんですが、そうじゃない場合は今後お話する機会もなくなってしまうのかなって。そう考えることで、人生の先輩方と話しているような感覚で、いい距離感でお話しできるようになりました。
 

休日に奥様・お子さんとお出かけ

 

本当に未経験で入社できるの?と気になっている皆さんへ 

ーーーこれから営業職で入社される方は、どのようなお仕事から始めるんですか?

 

入社して2カ月は研修で基礎を学んで、3カ月目から現場に配属されるので、上司に教わりながら仕事に慣れてもらいます。テレアポもしますが、セミナー関連の業務がメインになると思います。今も入社1〜2年目の後輩がメインでセミナーをやってるんですが、困っていることがないか心配になってしまって、様子を見に行ったり、求められればアドバイスをしたりしています。

 

ーーーサンワード証券に入社するにあたって、こんな経験をしている方が向いている、と思う経験はありますか?

 

きっと一度は壁にぶつかると思うんですよね。知識が本当にものをいう仕事なので、知識面で苦労することや、営業職ゆえ数字面で壁にぶつかることがあるので、何かしら乗り越える経験をしている方が良いのかなと思います。

一番最初にぶつかる壁としては、覚えることが本当に多いこと。ただ、セミナーに関しても、営業に関しても、1回覚えればそこまで大きな変化はありません。

それに「会社の魅力は人の良さ」と言えるくらい本当にみんな優しいので、心が折れそうになったら、まず相談してほしいです。私も新人時代にしてもらったように、じっくり話を聞きますので。

 

ーーーこれからどんな方と一緒に働きたいですか?

 

思ったことを言ってくれる人ですかね。私一人では、セミナーの企画や新規活動においても、発想が足りない時があるんです。下の子は経験が浅い反面、いろんな発想が出てくることが多いので、それを言葉にして伝えてほしいと思っています。私が提案したことに対しても、「いや、木村さんがやってることよりもこっちの方がいいんじゃないかな」という意見を、どんどん言ってくれる子の方がやっぱり横に居てほしい人材ですね。
 

取材後記

今回取材させていただいた木村さんは、サンワード証券様の多様性を象徴している社員さんなんだとか。木村さんのように、全く未経験で入社した方もいれば、社歴数十年という大ベテランの先輩もいて、経歴も性格もバラバラ。それでも「みんな優しくて気軽に話ができる雰囲気だから、本当に仲が良い」とおっしゃっていたのが印象的でした。そして新入社員や若手社員へのフォロー体制がしっかりと引き継がれていることが素晴らしいなと感じました!
木村さん、本当にありがとうございました!

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