これぞ隠れヒーロー!今知っておきたい『基地局工事』という職業

シルバー

written by 斉藤彩

行きたいお店へのマップが開けること、好きなアーティストの動画が再生できること、家族や恋人と電話ができること、友人にメッセージが送れること。

私たちがこんな風にスマホライフを満喫できている背景には、通信環境を整備してくれている電気工事士の存在があることを忘れてはいけません。

今回はADD1(アドワン)株式会社でみんなの生活を支える「基地局工事」を行っている若き電気工事士のお二人に、通信工事の魅力をたっぷりと伺いました!
今の仕事に区切りを付けて「隠れヒーロー」になりたい方必見です!

インタビュイー:清水 大志(しみず たいし)さん

インタビュイー:清水 大志(しみず たいし)さん

愛知県名古屋市出身。
小学校から野球を始め、大学の野球部でADD1の加納社長と出会う。
NTTフィールドテクノ株式会社に3年間勤め、2020年の4月にADD1株式会社に入社。
今はADD1で現場責任者を任される「社長の右腕」のような存在。
最近はクレヨンしんちゃんにハマっており、夜中の3時までしんちゃんの映画を見てしまうこともあるらしい。

インタビュイー:森 建人(もり けんと)さん

インタビュイー:森 建人(もり けんと)さん

愛知県名古屋市出身。
JAの営業として5年間勤めたのち、2020年の5月にADD1株式会社に入社。
清水さんと同じく、小学校から野球を始め大学の野球部で加納社長と出会う。
現在は現場責任者を目指し絶賛勉強中とのこと。
趣味は将棋、麻雀など多岐に渡る。
清水さんと森さんは現在荻窪でルームシェア中なんだそう。

インタビュアー:齋藤 彩

インタビュアー:齋藤 彩

「働くかっこいい大人を増やす」をビジョンに掲げるインビジョン株式会社のライター。
加納社長が「建設業界の採用を変えたい」とインビジョンに在籍していた時期があったため、加納社長とは同じオフィスで切磋琢磨していた仲。
(生意気にも加納社長を「むっくん」と呼ばせていただいております。)

 

みんなに知ってほしい『基地局工事』のお仕事【基礎編】

ーーー早速ですが、お二人のお仕事について詳しく教えてください!

清水さん:僕たちがやっているのは、主に『モバイル基地局工事』という電気工事になります。簡単に言うと、どこでも携帯電話が使えるように屋上に電波を流すためのアンテナを付ける作業
新しいアンテナを設置したり、古いアンテナを交換したり、5Gのものを取り付けたり、って感じですね。

ーーーなるほど…!電気工事というと正直もっと複雑な作業をしている印象だったのですが、基地局工事は意外とシンプルな作業が多いんでしょうか?

清水さん:やってることは確かにシンプルかもしれませんね。
でもただアンテナを付けるにしても、1日で終わる現場もあれば1か月かかる現場もあるんですよ。

ーーーえ…!その差はどこで生まれるんでしょうか?

森さん:例えば元々アンテナが付いている建物だと短期間で終わるんですが、初回の設置となると1階から電源を持ってこなきゃいけないので時間がかかるんですよ。
他にも立地が悪い現場だとレッカーを置けないので人力で運んだりとか。だから規模や立地によって作業員の人数も変わるんです。

ーーーでは1人で現場へ行くこともあるんですか?

清水さん:1人で工事はまずないです。安全面も考慮して、少なくても2人ですね。協力会社の方も交えて10人くらいで行う現場もありますよ。

 

興奮を覚える瞬間は人それぞれ!基地局工事の魅力【応用編】

ーーー『基地局工事』って一般的には耳慣れないお仕事だと思うんですが、どんな時に仕事の楽しさを感じますか?

森さん:よく知らない人からすると「アンテナ取り換えるだけでしょ」「線を付け替えるだけでしょ」って感じだと思います。でも実際やってみると簡単な作業ではなくて、できたときの喜びがあるんですよね。

営業で契約を取れたときとは違う、自分たちが手がけたものが形になる、っていう面白さというか。
頑張れば必ずできるようになる、というところがこの仕事の好きなところですね。

清水さん:僕は責任者という役割になったこともあって、上から指示されるんじゃなくて、自分でみんなを動かす楽しさを感じるようになってきました。責任者なしでも現場は成り立つかもしれないけど、工事のクオリティが落ちたり、本来切り詰められたところで無駄にお金がかかったりしてしまうので。

あとは携帯を使う人のことも結構想像しますね。自分がこのアンテナを付けることで、この周辺にいる人の役に立つんだよな、とか。
渋谷の大きいビルに取り付けたやつなんて、いまだに自分が付けたものが見えるので「俺あれ付けたんだな~」って、通るたびに誇らしいというか、嬉しくなります。

 

給料の上限なんて決めたくない。会社の未来は俺たちの手に

ーーー同じ事業内容の会社が他にもたくさんある中で、お二人がADD1で働き続ける理由はどんなところにあるのでしょうか?

清水さん:今必死になってるのは、会社の利益が上がらないと自分らの給料も上がらないから、ってところが大きいですね。
でもそれって、その分上がる可能性もめちゃくちゃ秘めてるってことですからね。

森さん:一般的なサラリーマンだと、年にどれくらい昇給して、何歳のときはいくらになって、とかって年収が見えるじゃないですか。前の会社にいたら、めちゃくちゃ頑張って役員レベルになっても、50、60歳で年収1000万円行くかどうかだったと思うんですよ。

だけど今なら自分たち次第で来年給料がバーンと跳ね上がることもあり得るので、その可能性を考えると頑張ろうと思えますよね。

ーーー夢がありますね…!未来の話が出ましたが、2年後のADD1はどんな会社になっていると思いますか?

清水さん:和気あいあいとした社風は今のままで、3~5人くらい仲間が増えて、その分稼げてたらいいですね。
新しい子たちが責任者になったり独り立ちしたりできるように、サポートしたり環境を整えたり。「もっと育成に力入れないと大変!」っていう状況になってたいな。

ーーーお二人的に、新しい仲間を育てる準備はできているんですか?

森さん:大企業みたいにすごい研修システムがあるわけじゃないけど、先輩後輩が近くにいるので、サポート体制は万全だと思います。人数が少ない分関係性も濃くなるし、深い指導ができるんじゃないかな。

清水さん:今新しく入ってくる子たちのためにマニュアルを準備しているところなんです。
とはいえ現場仕事なので、基本的に最初は僕らの現場に付いてきてもらって、基礎的なところから見てやりながら覚えてもらう形になりそうですが。
 

自分の存在意義を感じながら成長したい、ベンチャー気質な人求む!

ーーーこれから仲間になる人はどんな人だったら嬉しいですか?

清水さん:ちょっと単純な回答かもしれないけど、元気な子、ですね。経験はなくても全然大丈夫なんですが、チャレンジ精神がある人じゃないと続かないかも、とは思います。
まだまだ人数が少ないので、一人一人が主戦力なんです。だから自分から目標を立てたり何か考えて動いたりっていうのができないと、会社としての利益も伸ばせないので。

森さん:あとは冗談が通じる人かな。男ばっかりなので、言葉が雑になっちゃうこともあるじゃないですか。そんなときに一言一句受け止めてしまうようなまじめな人だと傷付いちゃうかもなと。
そんな口悪い人や性格悪い人はいませんけどね。笑

ーーー気になってたんですが、社長としてのむっくんってどんな人なんですか?

清水さん:僕たちを成長させたいっていう想いが強い人だと思うので、厳しいと感じることもありますね。怒ったりはしないんだけど、僕や森が悩んだり困ったりしてるときに、答えを出してくれないんです。僕らが自分たちで考えられるように、まずは質問が返ってきます。

だけど自分にも厳しい人なので、本当に頼りになるんですよ。
社長って会社の最後の砦じゃないですか。だから困ったときや決断が必要なときに加納さんがいると心強いなと思います。

何でもかんでも聞こえ良く言う人じゃないので、たまに出る「今俺たちのことほめてたな」っていう瞬間が嬉しいし、社長だから威厳のようなものも必要だと思うので、この記事を読んでも「もっと優しくしなきゃ」とかは思わないでほしいです。笑

この会社に入った時点で僕の人生を捧げてるくらいの意気込みなので、一緒に頑張りましょって感じです!

森さん:頼りになるのはもちろんなんですけど、想像力が豊かだなって思います。
会社を作るっていうのがそもそも普通じゃできないことだと思うんですけど、この業界で仲間を集めていい会社作っていこうとしてるのが、元々畑違いの自分からしたらすごいなって感じです。

清水さん:上司感はあんまりないよね。
先輩というか、「社長」という役割の頼れる仲間というか
お酒弱いのに一緒に飲み行ってくれたり、一緒にスマブラやったり、大学の先輩後輩の雰囲気も残りつつ、締めるところはちゃんと締めてくれるので、いい関係だと思ってます。

ーーー一緒に住んでても話せないことがあると思うので、最後はお互いに一言お願いします!

森さん:僕が経験少ないのもあって、清水の後を追うような形でやってるけど、当初躓いたところで僕が同じように躓かないように教えてくれたりとか、僕が成長するためにどうしていけばいいかを考えてくれてるので、非常にありがたいと思ってます。

清水さん:今日いろいろ話してきましたけど、僕や加納さんと違って元々全く畑違いの仕事をしてたから今マジで大変だと思うんですよね。
だけどもう少し頑張ったら絶対楽しくなるから、一緒に頑張ろう!って感じですね。
去年に比べて確実に成長してるので、成長してるってことを森自身がちゃんと把握して、それをモチベーションに頑張ってほしいな。

人数が少ないので一人が欠けたら終わりなんですよね。
でもだからこそ一人分の利益や喜びの割合も大きいので、少数精鋭も悪くないと思いますよ。

ーーーこれから入ってくる未来の仲間、そしてむっくんにぜひ読んでほしい記事になりそうです!清水さん、森さん、今日は赤裸々なお話をありがとうございました!!

***

「電気工事士、かっこいいかも!」「ADD1って会社、気になるかも!」
そう思ってくれた方はぜひHPや求人ページも読んでみてくださいね!

HP:https://add1.tokyo/
求人ページ:https://hr-hacker.com/add1

この記事をシェアしよう!

  • hatena