未来を目指して
written by 田野百萌佳
世の中には『世界経済フォーラム』といったものが
存在するのをご存知でしょうか?
スイスのコロニーに本部を置き、
スイスのダボスで開催される年次総会のことで
約2,500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、
多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などの
トップリーダーや世界の有識者や世界の影響力のある人が一堂に会し、
この世界の未来であったり、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題など
「今後、こんな世界になっていくだろう」という仮説であったり、
もしくはその中で、
「その問題をどうやったら解決できるか」という解決方法について
議論する場となっている会議のことを
俗に『ダボス会議』と呼んでます。
その会議の中で様々なデータがある中、
注目していただきたい驚愕のデータが上げられています。
それが、、
「今日、生まれた子供が将来働くとき、現在まだ存在しない職業につく割合」
ズバリ、それが『65%』を叩き出したというデータになります。
例えば、昔の高度成長期の時代というのは新しい職業というのは生まれて無い時代でした。
その頃は職業は決まったものであり、
偏差値の高い大学を出た人ほど大手の会社に就職して何も考えずとも、
先生の言うことを聞いて勉強していれば
将来、会社が「年功序列」と「終身雇用」という
素晴らしい仕組みを用意してくれる環境だったからです。
当時からそんな幸せな生活を送る人々の陰で、
どこにも属せない社会に役立っていない所謂「社会不適合者」と呼ばれる人々がいました。
「アイツ何やってんだ?」「あの家の息子さんどうもダメらしいよ」と
ダメ印を押される時代だったそうです。
この時代では今ある職業の割合が35%、高度経済成長時代は99%以上、
新しい職業を作れる人は1%未満というのが常識だったのです。
ですが、
これからの時代は違います!
会社や業界に馴染まない人は「新しく作っちゃえー!」という発想で
働き方に変革が起こっています。
つまり、今ない職業に就く方が当たり前の時代で
今ある会社や業界に居続けて定年を迎える方がレアというのが現実になりました。
新しい職業の例として今から約8年前(2020年現在)は
ユーチューバーって職業は無かったですよね?
日本で一番最初にユーチューバーとして活躍され、
この世にYouTubeを流行らした立役者と言えば「ヒカキン」ですが、
今となっては、、
『小学生が将来なりたい職業ランキング』1位でもあります。
そこまでしてなぜ、子供から人気なのか、答えはカンタンです!
いつも辛そうに疲れた顔をして仕事の愚痴ばかり言って年収も低い大人と
楽しそうに仕事を熟して年収もぶっちぎりに高い大人ではどちらに子供たちは憧れますか?
ということです。
満面の笑顔で楽しそうに生きている姿を子供たちは見て
「あんな大人になりたい」って思うんです。
ユーチューバーに憧れる理由が「楽しそうだから」というのも、うなづけますよね。
これが新しい働き方であり、65%を叩き出した理由です。
新しい時代の波動
ということになります。
一方で
5G(第5世代移動通信システム)のサービスが
本格的に提供開始となったこともあり、
4Gよりも速度が100倍以上速くなると言われていて、
2時間の動画が僅か3秒でダウンロードできる時代が到来することになりました。
5Gというサービスの提供開始によって、
この世界にはゼロから創られた新しい職業が、
どれほど産み出されるのかワクワクしちゃいますね。
そんな世界の変化には私たちも変化で応えていきたいと考えています!
私たちと一緒に挑戦し、変化してくれる人が増えてほしいです。
大きく時代が変わろうとしている現在で仕事をする前提として
働き方のスタンスをシフトしていかなければならない思います。
そんな時代になった今だから現在の【働き方の指標】を振り返り、
今後の働き方のシフトを一考してみてはいかがでしょうか。