グローバルパートナーズの“縁の下の力持ち” 会社の「未来」を安定させるYouTube事業部SAチーム
written by 紺野天地
グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げ、日本のGDP向上を目指して国内外でビジネスを手がけています。
そんなGPで、お客様の動画広告の配信や運用、分析を伴走支援しているのがYouTube事業部のSA(更新営業部)。オリジナル商品の「Keyword Channel(キーワード チャンネル)」を通じて、動画広告の認知度向上に寄与しています。
今回は、SAの鯉沼唯さんと関口みずきさんに、部署の役割や日頃の雰囲気、業務において大切にしていることなどを伺いました。
鯉沼 唯(こいぬま・ゆい)さん
2021年12月 入社、YouTube事業部SA部署
2022年07月 プレイングマネージャー
新卒で勤めた会社で、化学品輸出の通関コンサルティングを担う。元々旅行好きだったことも重なって「海外で生活したい」という気持ちが強くなり、フィリピン・セブ島に拠点を構えるテレアポ会社に転職。コロナ禍で渡航が難しくなり、テレアポ会社の元同僚をきっかけにGPを知り、面接を受けて入社に至る。
関口 みずき(せきぐち・みずき)さん
2021年02月 入社、YouTube営業部
2022年01月 プレイングマネージャー
2022年07月 サブマネージャー
2022年10月 YouTube事業部SA部署
大学卒業後、グルメ情報を発信する会社でルート営業を経験して、法人の新規開拓営業を学びたいという思いからGPに転職する。YouTube新規営業部で実績を積み、「サブマネージャーとしてチームを目標達成させる」「自分の商談の受注率40%以上」という自身の設定した目標を達成後、仕事の幅を広げるためにSAへの異動を志願。
普段は表に出ないが、会社の安定に影響を与える存在
――SAの役割について教えてください。
関口:SAは、新規営業部が契約したお客様に対して、サービスを更新していただくための営業やサポートをする部署です。会社にストック収益をもたらす役割を担っていて、私たちの出す成果が会社の未来に関わってきます。目立ちにくい存在ではあるのですが、経営を根っこから支える、縁の下の力持ちのようなポジションです。
――サービスを継続してもらうために何を大切にしているか、鯉沼さんから伺えますか。
鯉沼:私が意識しているのは「お客様と繋がり続ける」と「どんな人にも自分から壁を作らない」です。必ずしもビジネス的に繋がっている必要はないと思っていて、例えばお客様の現状について話してもらってスッキリしていただく、というように世間話をするだけでも良いと思っています。仲良くなるという感覚に近いかもしれません。
――そう思うようになったのはなぜですか?
鯉沼:私が入社した頃はSAの体制がまだ整っていなくて、繋がりが希薄になっているお客様もいらしたんです。その時期を経験しているからこそ、「お客様を大切にしたい」と強く感じている部分があるんだと思います。
――関口さんが大切にされていることは?
関口:お客様に提案し続けることですね。現状維持ではなくて、「より大きなゴールに向かって一緒に頑張ろう」という意識を大切にしています。新規営業部から異動してきたこともあって、お客様とより明るい未来に向かって進んでいくのが好きなんです。
私には「いろんな商材を売れる営業職になる」という目標があるので、お客様の課題によっては、他部署の商材や自分で考えた解決策を提案したりします。
――他部署の商材や自分で考えた解決策を提案する。これについて詳しく伺えますか?
関口:GPは「マーケットイン」を推奨していて、会社が用意した商材だけでなく、お客様の課題に合わせて解決できる商材を現場で探したり作ったりできます。
例えば以前、お客様がHPの集客に課題を感じていて、デザインやSEO対策ができる人材を私が探したうえで、「HPリニューアル」として受注したことがありました。
他に、「SNS運用を他社に外注したがコスパが低い」「SNSでの求人に興味があるけれど人手と時間が足りない」と悩んでいたお客様をきっかけに、Instagram運用代行を始めたケースもあります。
強みはメンバーのポテンシャルの高さ!一方で課題は……
――普段のSAはどのような雰囲気ですか?
鯉沼:私が入社した当初は、「暗い雰囲気の部署にきちゃった」と思っていたのが本音です(笑)けれど、そこから体制整備が進んで、かなり働きやすくなりました。メンバー同士の距離間がちょうど良いんです。
関口:鯉沼さんの言うように、良い意味でフラットな関係性だと思います。お互いがお互いに関心を向けすぎないで、必要なときにしっかりとコミュニケーションを取るというか。だからこそ良い距離感を保てているんだと思います。
鯉沼 :私は普段在宅勤務をしていて、みんなと話す機会が少ないのですが、たまにSAのメンバーで出かけたり飲み会をしたりすると、楽しいだけでなく、若いエネルギーを分けてもらえるような活力を感じます。
――チームの強みと課題について、お二人の見解をお聞かせください。
関口:強みは、みんなのレベルが一定以上の高さで均等であることですかね。ポテンシャルのある人が多くて、営業力をはじめSAに必要な能力を全員が備えています。
一方で、それが弱点でもあって。ずば抜けた能力を持っているNo1プレイヤーのような存在がいないので、「この人を超えたい」「この人のようになりたい」という競争心や尊敬心が生まれにくいのかなって思うんです。
鯉沼:チームの課題と聞いて、私も真っ先にそう感じました。一人ひとりの能力が高い分、なんとなくやれてしまうんだろうなって。
関口:今はみんな、淡々と目の前の仕事をこなしている感じがします。良い面の裏返しでもあるから、どうやってその課題を解決するのかを模索していく必要がありますね。
お互いがお互いに見る「魅力」
――関口さんから見た、鯉沼さんの魅力や強みについてお聞かせください。
関口:良いサービスを継続してもらう、言い換えると「お客様に解約させない」という気持ちの強さですかね。費用面に課題があるなら値下げしてでも継続していただく、というように、とにかく目の前のお客様を大切にできるんです。「お客様と長くお付き合いしたい」という想いが根底にあるからこそ、そういったコミュニケーションが取れるんだと思います。
――それを受けて、鯉沼さんはいかがですか?
鯉沼 :自分では自覚していなかったんですけど、確かにって思いました。
「こんなに良い商材、途中でやめちゃったら勿体ないですよ?」というメッセージを少しずつお客様にすり込ませています(笑)自社の商材は素晴らしい!と自己洗脳して、「やって当たり前でしょ」というスタンスですね。
――鯉沼さんから見た関口さんのすごさは?
鯉沼 :私はヒアリングや提案が苦手で、関口さんに一緒に商談に出てもらうことがあるのですが、お客様への柔軟な提案に毎回驚かされます。引き出しをたくさん持っているから、その時々に応じた話し方ができると思うんです。本当にカッコいい先輩ですよ。
――引き出しを増やすために、普段から何か意識されているのですか?
関口:成果を出している人の話し方や表現を真似しようと、常にアンテナを張っているのはありますね。同僚がZoomでお客様と話しているときに、「この言葉、私も使おう」と耳を傾けていたり。実は、以前までの私は聴く力と話す力がすごく弱くて、克服するために始めたことなんです。
GPには「自分の目標」に向かって挑戦できる環境がある
▲GPは四半期ごとにボーナスがあり、サポート系の部署でも100万円を超えるインセンティブをもらえることがある。
――今後の目標をお聞かせください。
鯉沼:私は、一人ひとりが満足感を得ながら働くことができるのが理想だと思っています。会社・仕事への満足度が高まれば、お客様に対するパフォーマンスも自然と高くなるはずです。
今は一人ひとりが目の前のことに集中しているので、少し視野を広げて、より働きやすい環境を全員でつくっていけたらいいですね。
関口:SAとしては、会社を安定させられる部署であり続けること。一人ひとりがプレイングマネージャーのような意識を持って仕事しているので、その良い面を伸ばしていけたらと思います。
個人的なことを言うと、SAの中で最も営業に強い存在でいたいです。SA自体は営業に特化した部署ではありませんけど、「SAに新規営業部と同じくらい営業に強い人がいる」と言われるくらいになれたらと思っています。私は、自分の設定したゴールに向かって頑張ることにやりがいを感じるので、今後もそれを追及したいです。
――最後に、求職者の方に向けて一言お願いいたします。
鯉沼 :GPには若くて行動力のあるメンバーがたくさんいます。意欲のある人が成長できる環境が整っているので、ぜひ当社で挑戦してください。一緒に頑張りましょう!!
関口:年齢も国籍もバラバラで、多様な人材が活躍している会社です。「これがしたい」「こういうふうになりたい」という自分なりの目標があって、その目標に向かって頑張れる人であれば、きっとGPで輝けると思います!
取材後記
SAの現状について、良いところも足りないところも客観的視点で言葉を交わすお二人。お互いの強みついて話すときのオープンな様子や明快な言葉づかいから、普段のフラットな様子が思い浮かぶようでした。
GPは世の中の動きに応じて次々と新ビジネスを展開しています。流動的なGPにおいて、「未来を安定させる存在」として会社を根っこから支えるSAの重要性を再認識したインタビューでした。
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