四半期ごとの表彰式で仲間を鼓舞!グローバルパートナーズを根っこから支える管理部の、開催への想い

シルバー

written by 紺野天地

グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」をビジョンとし、日本のGDP向上を目指して国内外でビジネスを展開しています。

GPの恒例イベントの一つが、1月・4月・7月・10月の年4回開催している、経営方針発表会と表彰式。組織を根っこから支える管理部が運営していて、GPの現状や仲間たちのニーズを汲み取りながら、その全てを自分たち主体で企画していることが特徴です。

今回は、この4月開催から担当者となった前田里紗(まえだ・りさ)さんに、経営方針発表会・表彰式の目的や概要、管理部としての想いについて伺いました。

※インタビューは5月に実施

前田里紗(まえだ・りさ)さん

前田里紗(まえだ・りさ)さん

2019年04月入社
2019年04月~ YouTube新規営業部
2019年09月~ YouTube制作部
2020年12月~ Youtube更新営業部
2022年04月~ グローバル人材運営部
2022年09月~ 管理本部 総務部

ファッション系の専門学校を卒業後、アパレル販売業などを経験。次いで、オーストラリアでのワーホリ、帰国後に広告代理店での営業を経て、フィリピンに語学留学で渡航する。その後、「海外と繋がりを持てる仕事がしたい」という思いからGPに応募して、面接官のキャラに惹かれたことを決め手に入社。出産も経験し、現在は子育てと仕事の両立に奮闘中。

GPにおける経営方針発表会と表彰式の意義

▲経営方針発表会の様子

 

―――経営方針発表会・表彰式とはどういったものなのでしょうか?

経営方針発表会では、企業のビジョンや事業の現状を、社長や役員から伝えています。そのほか、社員数名に自身の経験した成長ストーリーを話してもらったりもして、組織の現在地や目的地を擦り合わせます。
表彰式の内容は、前クォーターの成績優秀者や昇格者の表彰、インセンティブ(賞与)の授与などです。

具体的な内容は開催ごとに変えていて、7月はBBQ、10月は運動会というように、イベントを組み合わせて実施することもあります。

 

―――表彰式の目的についてお聞かせください。

「自分もあそこに立ちたい」「あのくらいのインセンティブを目指したい」と感じてもらうこと。そして、その想いをこれからの業務に繋げてもらうことだと考えています。

過去には、目標を達成できなくて悔し涙を流すメンバーや、目を潤ませながら仲間への感謝を伝えるメンバーもいました。そんなふうに、一人ひとりが仕事への想いを再認識する場にもなっていて、管理部として、そんな仲間たちを鼓舞できたらと思っています。

 

―――拠点や事業部が違うメンバーが一堂に会して顔を合わせる。そこにも意義がありそうです。

そうですね。現在GPでは他社さんとのアライアンスを進めていて、事業の幅がどんどん広がっています。一方で、事業拡大につれて、他事業部の動きを把握することが難しくなっているとも思うんです。

普段は異なる場所で働くメンバーが顔を合わせてコミュニケーションを取り、会社全体の動きを知る。GPが成長するうえでも、経営方針発表会・表彰式は大切な存在だと捉えています。

 

―――運営は管理部が担当しているのでしょうか?

はい。経営方針発表会と表彰式の運営は、0から10まで管理部が担っています。他部署のメンバーが有志でお手伝いしてくれることもありますよ。

 

マンネリ防止のために変化を加えた4月開催

▲表彰式にてインセンティブ授与の場面

 

―――ここからは、今回の4月開催について伺います。全体の流れを教えてください。

まずは経営方針発表会、その後にグループワークを実施しました。続いて表彰式で、内容としては部署ごとの成績優秀者の表彰、昇格者の表彰、インセンティブの発表です。当社はインセンティブの額が大きいので、表彰式の中で特に盛り上がる瞬間なんです。

 

―――前回までの開催からいくつかの変更点があったと伺っています。

そうなんです。本社での開催が続いていたこともあってか、マンネリ化してきているように感じていて……。実際に、周りからもそういった声が挙がっていたんです。

そこで今回の4月開催では、会場を変えたり内容を工夫したり、変化を加えようと前々から動いていました。

 

―――確かに今回の会場は、本社ではなく渋谷のエンターテイメントレストランでしたね。

はい。「みんなが来たいと思ってくれる会場にしたい」「本社がある池袋の近くにしたい」「上層部の期待に応えたい」など、会場選びにあたってはさまざまな条件がありました。決めるまでに時間はかかりましたが、最終的に良い会場をお借りできたと思っています。

 

―――グループワークは毎回実施しているのでしょうか?

今回ならではの試みです。内容としては「100人で100億やるには?」というお題を設け、「企画を一言で表す」「課題と施策をそれぞれ最低1つ以上考える」の2点についてチームごとに意見をまとめ、発表してもらいました。

全体研修を初めて経験する人も多かったと思いますが、開催後のアンケートでは「普段話さないメンバーと交流できた」「色々な考え方を知るきっかけになって有意義だった」など、多くの好評があったんです。

中には、「自身の知見が足りずに悔しかった」「もっと勉強しようと思った」と糧にしてくれる社員の声もあって。GPで普段から伝えている“イントレプレナーシップ”を意識するきっかけになっていたら嬉しいです。

 

反響が大きかったスライド 作成過程では上司からのある言葉が

―――表彰式で特に力を入れた部分は?

一人ひとりの表彰時に流すスライドですね。盛り上がりを左右する要素の一つなので、内容や構成を変えてみたんです。視覚的に楽しんでもらうことに重きを置いて、アニメーションやBGMを盛りだくさんにしました。

スライド作成のために、グラフィックデザインツール『Canva』の有料プランにも加入させてもらったんですよ。参加者から「スライド最高!」「映像が凝っていてレベルが高かった」といった声が挙がっていて、頑張って良かったと思いました。

▲昇格者発表の際に流したスライドの一部

 

―――今まであったものを変えるのには、難しさも伴ったかと思います。

そうですね。今までは管理部長の前田がスライドを作ってくれていて、見やすくて分かりやすいデザインだったんです。「一生懸命作ってくれていたこんなに良いスライドを、私が変えていいのかなあ」というもどかしさがありました。

 

―――変えることを伝えたとき、前田さんの反応はいかがでしたか?

「どんどん変えて!変えてくれるの待ってたよ!」と、私がやりたいようにやらせてくれました。

ちなみに「あんまりやり過ぎると次のハードル上がっちゃうからね」と冗談を交えて言ってくれたのですが、まさに「次はどうしよう」と今悩んでいます(笑)

 

―――経営方針発表会・表彰式について、参加者からはどういった声がありましたか?

「普段は知ることのできない胸のうちを聞けた」「他部署のメンバーと交流できて刺激を受けた」「今期は必ず目標を達成するぞ!と気持ちが高まった」などのポジティブな意見が多く見受けられました。

一方で、「プレゼンの時間や歓談時間が長く感じた」というように、改善点を挙げてくれたメンバーもいます。貴重な意見として今後の開催に生かしたいですね。

 

広い視野で働きやすさを向上させる

―――管理部として実施している企画やイベントが他にもあれば、一例を教えてください。

「マえもん講座」と銘打った生活やビジネスにまつわる講座を、上司の前田が講師になって月に1度のペースで開催しています。講座と言ってもかしこまった雰囲気ではなく、社内のバーカウンターで就業後にお酒を飲みながら、フランクな雰囲気で実施しているんです。

前々から、「確定拠出年金について教えてください!」など、社員が管理部を訪れてくれることがよくあって。「それなら全体向けの講座にしちゃおう!」と定期開催するようになりました。今後も、社員から「こんなことをしてほしい」と要望があれば、積極的に取り入れて開催したいと思っています。

※GP創設時から組織の管理業務を担っている前田泰孝さん。そんな前田さんのGPへの想いをインタビューした記事はこちら→「全員、事業主であれ!」業務効率化のプロが会社存続を強く思うわけとは

▲マえもん講座の様子

 

―――次回の7月開催に向けて、意気込みをお願いします。

7月はBBQを兼ねる予定で、経営方針発表会と表彰式は本社開催になると思います。「本社がいい」という声がある一方で、本社開催はマンネリ化を招きやすいので、「またか……」と感じさせないよう工夫したいですね。例えば、営業フロアにある大量のモニターを活用できないかと考えています。

 

―――最後に、管理部としてGPへの想いをお願いします。

管理部の仕事は、経営方針発表会と表彰式の運営だけでなく、働きやすい職場づくりに関わること全般です。例えば経費精算や勤怠を効率化したり、ウェルカムボードに動きをつけてみたり、細かい部分にも意識を向けるようにしています。今後も、みんなが働きやすくなる環境をつくって、会社の成長を加速させたいです。

▲管理部のメンバー

 

【取材後記】

普段は表に出る機会が少なく、まさに“縁の下の力持ち”として活躍されている管理部。日々勢いを増して成長するGPの根っこには、まっすぐな想いで会社を支える、管理部の存在があることを実感しました。トップダウンではなく、自分たちだけで企画しているところは、やはり、フラットな人間関係が築かれているGPならでは。会社の成長とともに、経営方針発表会と表彰式が、これからどんな進化を遂げていくのかも楽しみです。

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