目指すのは“お客様との本質的な関わり”実力主義のグローバルパートナーズで共に働く上司と部下の本音に迫る

シルバー

written by 根岸春香

「若者と企業と世界をつなぐ」をビジョンに掲げるグローバルパートナーズ株式会社(以下GP)。デジタルマーケティング事業、海外支援事業、グローバル人材事業の3本柱に加えて、これからの未来を担う若者の育成事業にも挑戦している会社です。

今回は、YouTube「キーワードチャンネル」の制作本部で活躍している入社4年目のお二人(杉山弘樹さんと伊澤亮矢さん)にお話を伺いました。共に働く中でお互い気になっているけど聞けなかったあんなことや、制作本部としての今後の目標について語っていただきました。

杉山 弘樹(すぎやま ひろき)さん

杉山 弘樹(すぎやま ひろき)さん

YouTube更新営業・制作本部 マネージャー

2019年05月  入社
2019年05月~ YouTube新規営業部
2019年08月〜 YouTube新規営業部(仙台支社 責任者)
2019年01月〜 YouTube新規営業部 リーダー昇進
2020年04月~ YouTube更新営業・制作本部 サブマネージャー昇進
2021年04月~ YouTube更新営業・制作本部 プレイングマネージャー 降格
2022年07月~ YouTube更新営業・制作本部 サブマネージャー 昇進
2022年10月~ YouTube更新営業・制作本部 マネージャー 昇進

埼玉県桶川市生まれ、同県久喜市育ち。地元で携帯販売の営業を経験した後、GPに入社。プライベートでは子どもが大好きなクレヨンしんちゃんフィギュアを買って帰る優しいパパ。

伊澤 亮矢(いざわ りょうや)さん

伊澤 亮矢(いざわ りょうや)さん

YouTube更新営業・制作本部 SEO対策の責任者

2019年08月  入社
2020年09月~ YouTube制作本部 リーダー昇進
2021年07月~ YouTube更新営業・制作本部サブマネージャー昇進
2022年09月~ YouTube更新営業・制作本部 SEO対策責任者に昇進

神奈川県横浜市出身。高校卒業後に専門学校に進学し、救急救命士の資格を取得。その後、本当にやりたかったER型救急の道ではなく、将来を見据えて「ITの知識」を選択してIT会社へ就職。GPへ入社して4年間一度も部署異動をしていない、GPでは珍しい経歴の1人。

成功体験への期待と情報がないがゆえの興味で入社

 

ーーーお二人はGPに入社される前はどのようなお仕事をされていたのですか?

 

杉山さん(以下:杉山):18歳から22歳まで携帯販売会社の代理店で通信系の販売をしていました。地元久喜市の店舗でご高齢の方への操作案内や、ファミリー層のお客様への接客が中心だったんですが、BtoCの営業をする中で、数字を追ったり店舗全体で数字を達成させることに仕事の楽しさを感じていましたね。

 

伊澤さん(以下:伊澤):僕はIT企業でアプリ関連のシステムに携わっていました。

 

ーーーお二人が転職しようと思ったきっかけは何だったのですか?
 

伊澤:当時の職場では仕事を楽しめなかったんです。定時で帰れる安定した環境ではあったんですが、自分はそれを求めていなくて、しんどくても稼ぎたいという考えでした。稼げるといえば営業、そしてベンチャー企業に入れば役職が上がりやすいと思っていたため、次の次を見据えてベンチャー企業の営業に定めて転職先を探しました。

 

杉山:僕は前職で営業の楽しさを知って、「数字を追った分だけ稼げる営業がやりたい。どうせやるなら経営者と話すような仕事の方が自分の成長に繋がるじゃないか」と考えて、営業職で転職先を探しました。
 

ーーー営業職の募集がたくさんある中でGPに入社された理由を教えてください。

 

杉山:僕はGPの求人原稿の「YouTube」「営業」「海外」「英語」という言葉に興味を持ちました。YouTubeの営業に親近感も湧きましたし、「実力主義」「受注率50%」という内容を見て、成功体験を積みやすい会社なら挑戦してみたいと思ったんです。

面接の時、面接官の手島さんがラフな服装だったので面接しやすかったことと、別の部屋から歓声や拍手が聞こえてきて、活気のある職場だと感じたことも決め手のひとつですね。今思うと誰かが受注したときの賑やかさだったんだと思います。受注した時はみんなでお祝いするんですよ。

 

伊澤:僕はGPのYouTubeの商材だけが、どんなに調べても出てこなかったことで興味を持って入社したいと思いました。こんなに情報がありふれている世の中で、情報を封鎖できるのがすごいと思ったんです。

ーーー情報がないから興味を持つというのは、チャレンジャーですね。

 

今できなくても挑戦するチャンスをくれるGP

 

ーーー現在のお二人のお仕事について教えていただけますか。

 

杉山:デジタルマーケティング事業のひとつ、企業向けYouTube動画「キーワードチャンネル」の制作本部でマネージャーをしています。

 

伊澤:同じYouTube制作本部で、SEO対策の責任者をやっています。

 

ーーーGPに入社してからの4年間で大変だったことはありますか?

 

杉山:僕は2つあります。今いる制作本部は更新営業をすることも仕事なんですが、新規営業部から移動して来た僕にとっては、2年目にどのようにしていくかを考えて提案し、それを実行する、ということが大変でした。

新規営業部の時は、お客様の経営課題を一緒に見つけて、どのように改善できるか提案をして、受注できたら制作本部に任せるという流れでやっていたんです。受注したら後は任せるというクセが強かったのか、更新営業のやり方に苦労しましたね。山本社長から「新規営業に戻った方がいいんじゃないか」と言われたこともありますし。

もうひとつは「人を動かす」というところですね。部下を持つようになった2年前よりは良くなっていると思うんですけど、そこは今も苦労しています。

 

ーーー杉山さんの部下として一緒に働く伊澤さんからご覧になってどうですか?

 

伊澤:杉山さんは優しいから、考え過ぎる時間が長いのかなと思います。
 

ーーー優しいがゆえなんですね。山本社長から「新規営業部に戻った方がいい」と言われたときに、戻らなかった理由も教えていただけますか。

 

杉山:自分でやると決めて更新営業に来たのに、できなくて戻るのは嫌だったんで。自分でやると決めたことは出来るようにしたいという思いが強かったからです。

 

ーーー大変なこともある一方で、杉山さんと伊澤さんが仕事をしていてワクワクする時はどんな時ですか?

 

伊澤:私の仕事は分析して対策を考えることなので、Googleを相手にしなきゃいけないんですね。常に自分が最新であったり、Googleらしい考え方を常に学べたりするところが楽しいと思っています。

 

杉山:GPは現時点でできていなくとも、チャンスをくれるんです。挑戦させてくれる環境なので、そういう時にワクワクしたり楽しいなと感じます。GPの良さでもあるんですが、シンプルにやった分を評価してくれる会社だから、自分が頑張れば頑張った分だけ昇給や降格が明確な完全実力主義なところも良いと思ってます。
 

あの時、杉山さんじゃなかったら泣いてなかった

 

ーーーお二人は同じ部署で働いていらっしゃいますが、仕事中どのようなやりとりをされるんですか?

 

伊澤:僕から杉山さんには、現状の問題点を抽出し、それに対して改善案を相談し、全体が効率よく業務を行えるようにしております。

 

杉山:現状の問題点の解決策はもちろん今後の売り上げや、保有社数に関しても何パターンも仮説を立てたうえで、今のリソースで最大限の結果を出すための方法、手段を日々ブラッシュアップしています。
 

ーーー(伊澤さんも含め)杉山さんが部下からの相談を受けた時の対応で、気を付けていることはありますか?

 

杉山:部下から相談を受けた時、まずは本人たちの意見がどうなのかっていうところを意識して相談にのっています。それぞれの悩みや、チームの問題点に対してどんな風に改善したいと考えているのかを聞きたいなと。以前は、自分の考えを持たないまま「どうしたらいいですか?」と来て、僕と一緒に考えるということが多かったんですが、今はそれぞれの意見をまず聞くように気をしていますね。

そこに気付けたのは、僕自身の経験からなんです。僕が当時のマネージャーに相談にいった時、「自分はどう思ってんの?」と言われて、"自分の考えを持っていない"ということに気づかせてもらいました。

 

ーーーなるほど、部下のみなさんの成長にもつながりそうですね。またお二人の話に戻ってしまいますが、一緒にお仕事をされているからこそお互いで聞きたい質問があればこの機会にどうぞ!

 

伊澤:ありますね。何度も聞いても、回答を貰えないことがあって、、、杉山さんがイライラしない理由を聞きたいです。ほとんど見たことがないので。

 

杉山:確かに人よりもイライラしない方ですね。良くも悪くも自責の念があると思います。一般的にイライラするところで、僕の場合は「これは自分がこうすれば、、、」と考えることが多いですね。でもイライラすることもありますよ(笑)
 

杉山:僕が伊澤に対して気になっているのは、僕が制作本部に来て3か月目の表彰式でのことです。伊澤が壇上に立って、僕の話をしながら号泣してくれたんですよ。当時は今ほどの関わり方じゃなかったのに、なぜあそこまで号泣したのかが気になってます。なぜそんなに僕のことを思って泣いてくれたのって(笑)
 

伊澤:あれはいくつか理由があって、、、。杉山さんが制作本部に来る前までは、毎回目標を達成していたのに、歩合も貰えなくなって「100」が「0」になってしまったことに対して、「それはないな」と思ったんです。自分が杉山さんの立場だったら絶対嫌ですし。僕も「もっとこうしていれば良かったかな」とか考えたら泣けてきたんですよ。杉山さんじゃなかったら、泣かなかったと思うんです。杉山さんだったからだと思います。

 

杉山:ちなみに僕たち、仕事終わりに一緒にサンシャインに行って、買い物したり、焼肉に行ったり、タピオカ飲んだりを週3〜4で行っていた時期がありました(笑)
 

ーーー仕事終わりにタピオカ、、、。本当に仲が良いんですね!

 

人として成長できる部署

 

ーーー制作本部として、今後の目標を教えてください。

 

杉山:まずは、メンバーそれぞれが主体性を持って取り組めるようになってもらいたい。そういう部署に成長させたい思っているのがひとつです。新しい取り組みをする時に、どうやったら一番目標に近づけるのかを考えながらポジティブな意見が飛び交うような組織にできれば、数字的にも人間的にも大きくなると思っています。

制作本部は新規営業とは違って、既存のお客様を軸にご紹介をいただいたり、新たな課題やサービスに対してどれだけ貢献できるのか、1企業に対してどれだけ幅広く提案できるのか、そしてどれだけ長くお付き合いできるのかが重要です。

「YouTube広告」「YouTubeキーワードチャンネル」「デジタル出版」など、企業の課題やご要望に合った商材を僕たちがパイプ役になって提供することで、お客様と長い付き合いができると考えているので、“僕たちに依頼してくれれば何でもできる部署”になることがが理想ですね。

その理想のために、お客様の現状を把握することが重要だと考えています。今はまだ、2〜3割程度しか課題を聞けていないので、そういった意味で本質的に関われてないのかなと感じているところです。
 

伊澤:僕は入社当初からずっと考えていることがあって、「YouTubeキーワードチャンネル」というサービスは、自分が入社した時よりは良くなっていますが、まだまだ伸びしろがあると思っています。例えば自分が会社を立ち上げた時に、やりたい!と思えるサービスにしていくことが事業部としての目標です。

部署としては、個々の能力をどんどん上げていきたいです。どんな場所でも、戦えるような人材に育てていきたいと思っています。顧客には、サービスのお金としてではなく、担当者のコンサル費としてお金を支払っていると思って貰えるように頑張っていきたいです。

 

ーーー杉山さん、伊澤さんの個人としての目標もお伺いできますか。

 

杉山:僕は組織がどれだけ大きくなっても結果を出せる人・舵取りができる人。そんな人になるのが個人としての目標ですね。

 

伊澤:僕個人としての目標は無いんですよね。結婚しているので、妻が苦労しなければいいかなと思ってます。

 

ーーー"人間は目標を持った方が生きやすいから無理やり目標を持ってる。究極は目標を手放せる人"という話を聞いたことがあります。伊澤さんはまさに究極ですね。

 

ーーーでは最後に、これから制作本部で一緒に働く未来の後輩にメッセージをお願いします!
 

杉山:制作部署は営業としての仕事をしながら、それに加えて、担当する企業が100社なら100通りの経営課題をお客様の立場になって一緒に考えて、提案して実行することも仕事です。それぞれのソリューションをお客様と一緒に経験する中で、人間的にも成長できる部署だと僕は思っています。
 

伊澤:僕も杉山さんと同じで、確実に成長できる部署だと思っています。やりとりをするのが社長や役員なので、その方々と話すことで、ビジネスマンとして成長ができ、価値のある人材になれると考えております。

 

杉山:様々なソリューションを提案し、お客様と二人三脚で経営課題を解決する。そんな仕事がしたい方は是非!

 

取材後記

取材中、杉山さんと伊澤さんが無言で会話を交わしているように見える場面が何度もあり、普段の連携の良さを感じました。お二人が共通して仰った「成長できる部署」。お二人が身をもって経験しているからこそ、自信を持って言えることだと思います。「成功体験を積むためのチャンスをくれて、挑戦させてくれる会社」これはGPの魅力でもあり、これからビジネスを学ぶ若者にとって最高の環境だと改めて思いました。杉山さん、伊澤さん、ありがとうございました!

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