営業だけがうちの強みじゃない!IT業界からの転職組が描くグローバルパートナーズの未来とは

イエロー

written by 田野百萌佳

「若者と企業と世界をつなぐ」というビジョンを掲げ、海外進出支援事業やグローバル人材事業のかたわらデジタルマーケティング事業にも力を入れるグローバルパートナーズ。今回はIT業界から転職をされたお二人だからこその視点で、グローバルパートナーズで成し遂げたいことを伺いました。

田畑 慧(たばた けい)

田畑 慧(たばた けい)

1988年7月13日生まれ。大阪出身(大阪人らしくない大阪人)。 前職ではWEB広告の運用を担当。 2018年10月に入社し営業部配属後、知識と経験を評価され、2019年4月に制作部へ異動。 制作部では、サービス向上のため、セブでの制作部開設を提案。セブに渡り、支部の立ち上げを行う。 帰国後、やはり知識と経験を買われ、新規事業の立ち上げを任される。2021年07月に一般社員から新規事業立ち上げのマネージャーに昇格。 落ち着いたお兄さん的な立ち位置だが、実は内に秘めたる情熱を持っているアツい男。飲み会で一度スイッチが入ると、、、?【留学先】フィジー共和国(1か月)【旅行先】ハワイ

柴田 みず紀(しばた みずき)

柴田 みず紀(しばた みずき)

1996年10月10日生まれ。千葉出身。 前職では、営業のアシスタントとして月80~100件のWeb広告をディレクション。 2021年02月にGPへ入社しYouTube制作部へ配属。 更新営業として活躍するために、4月からYouTube営業部で武者修行中。 7月に一般社員からリーダーへ昇格。 見た目や雰囲気は、女性版スナフキン。 そんな融和な外見とは裏腹に、自分をしっかり持っていて、やりたいことと、そうでないことがはっきりしている。かつそれをはっきり言う。 立教卒の割と高学歴だが、酔うと会話が成立しないのが玉に瑕。【旅行先】スペイン、中国、アメリカ

IT業界からGPへ。転職を決めた理由とは

ーお2人とも、WEB広告関連の会社からGPに転職されたと伺いました。具体的にはどんなお仕事をしていましたか?

 

田畑:新卒で入社したインターネット系の広告代理店で6年半、インターネットマーケティングのコンサルティングをしていました。顧客は、戦略やブランドがしっかりしていて、テレビCMも放映しているような中堅~大手の企業様が主でした。GoogleやYahoo!といった検索エンジン、SNS、YouTubeなどで広告配信をするにあたって、どのくらいの広告費をかけてどれくらい売上をあげるのか、という戦略策定、効果計測、レポーティング、改善提案をしていました。

 

柴田:私も前職はITコンサルをやっているベンチャー企業に勤めてました。アシスタントとして、コンサルタントとデザイナーの間に入って、お客さんの広告配信のスケジュール管理などをしていました。

 

ーそこからGPに転職した経緯を教えてください。

 

田畑:広告代理店に勤務して5年くらい経った時、就職生時代にグローバルな働き方に憧れて就職活動を進めていたことをふと思い出したんです。

新卒入社した広告代理店で経験を積み、スキルを磨けたことには自信をもっていましたが、もし会社の看板を外されたとき、1人のビジネスマンとして価値を出せるんだろうか、、、?という不安も感じるようになりました。

「やっぱり海外で活躍できる人材になりたい。今のキャリアを捨ててでも、セールスや人事、法務などについても幅広く知識・見識を身に付け、どんな環境でも価値を創出できるビジネスマンになりたい。」という思いが湧いてきて、転職を決めました。
そして、未経験から海外営業ができる会社を探していた中で出会ったのがGP。ドバイ、セブの拠点でも活躍する場があることに惹かれ、すぐにGPに入社を決めました。

 

柴田:田畑さんの入社経緯、初めて聞いたんですけどすごく共感しました。

私ももともと、幅広い業務の中で、コンサルタントとしてお客さんに改善・提案をしたいと思ってベンチャー企業に入社をしたんです。でも実際にはお客さんと関わることはなく、お客さんと接点が持てる仕事をするために転職をしました。

転職活動中に、GPの「YouTube広告アカウントマネージャー」の求人を見つけたんです。今まで培ってきたタスク管理能力も活かせるし、お客さんと直接コミュニケーションを取りながら広告の改善をしていける、というのがまさにやりたいことだと想い、入社を決めました。

「これがやりたい」が叶う環境で、苦戦しながらも挑戦していること

ー入社後はどんなお仕事をなさってきたんですか?

 

柴田:入社当初は、1地域・1業種・1社限定でPR動画の制作とその動画のSEO対策を行う(VSEOという)アカウントマネージャーのアシスタントとして、お客様にご提案するためのデータリサーチ等をしていました。ただ将来的にはアカウントマネージャーをやりたいと思っていたので、上長に相談したところ「それなら新規営業で基礎知識を学んでから、アカウントマネージャーに行こう」とアドバイスをもらい、営業部に異動して新規開拓営業を行っています。

 

田畑:私は入社当初は、YouTube営業部で新規営業と、受注した案件の運営を1年間やっていました。その後、運営の一部をセブ島でも展開できないかと自ら提案し、2019年の12月末〜2020年の7月までセブ島で現地法人設立を行いました。コロナの影響で滞在が難しくなり、日本に戻ってきたのですが、それまでの実績を評価していただき、今年の7月からTargeTubeという広告事業部の立ち上げをしています。

 

ーTargeTube事業部ではどんなことをなさっているのですか?

 

田畑:営業やリサーチなどを含め何でもやっています。今は立ち上げたばかりで事業部メンバーも3人しかいないので。事業内容としては、YouTube広告の動画制作・コンサルティングです。このTargeTube事業をマネタイズすることでLTVの向上、さらに新たな顧客が獲得できると考えています。

ただ、このマネタイズが難しくて、、、。事業部を立ち上げた今年の7月から3ヶ月間、受注数がまったく目標に達していなかったんです。価格にも動画の質にも自信があったのですが、実際に企業へ営業をかけてみても導入に至らないケースがほとんど。そのため、今は一旦営業活動を止めて、外部顧問の方と一緒に既存のサービスをご利用いただいているお客様へ導入する場合のテストスタディや、研修、統計データの蓄積を行い、12月に営業活動再開に向けてナレッジを蓄積しているところです。「ジャンプするための屈伸中」という感じです。

ーお2方とも、前職と比べかなり裁量の幅が広がっていますよね。やはり辛いこともありますか?

 

柴田:正直、今が一番辛い時期かもしれません、、、。4月から営業に配属されて、8月にやっと1人で受注できるようになりましたが、まだコンスタントに数字が取れるわけではなくて。

それと営業部では、チームごとにアプローチする地域が決まっているのですが、10月からチームも新しくなって担当地域も変わったので、イチから手探り状態なんです。前四半期は調子良かっただけに、そのギャップに苦しんでます。

 

田畑:私も毎日苦戦してます。前職ではある程度「成功法」が決まっていて、それを繰り返せば成果につながっていました。でも今は、お客様の目的や成果に対してのアプローチ方法が無数にある。自分ではアプローチの数って1,2個しかないと思ってても、経営層の方からすると何十個も方法が見えていたり。が1週間前まで正解だと思い実行していた方法や手段より、もっといい方法があったり。逆に全くダメだったり。それを見通せない自分の見識の狭さとスキルのなさを毎日感じてます。自信は毎日ボロボロになりますよ(笑)

ただ、それでもどんどん挑戦させてくれるんですよね、この会社は。

 

ー『どんどん挑戦させてくれる』、それを実感したエピソードはありますか?

 

田畑:セブでの法人立ち上げですかね。入社2年目、YouTubeで効果を出すための仕組みが社内で整ってきて、お客さんの成果につなげられるようになってきたんです。そのノウハウを更に大きな規模で展開させようとしたときに、日本だと高コストになるけど、人件費の安い国なら、クオリティはそのままにコストを下げられるんじゃないか?と考えて。当時の上長と代表の山本に提案したら、「じゃあ明日からセブに行きなよ」って。(笑)

そのままミーティングをして事業計画がある程度整ったのが2019年の11月初旬。実際にセブに到着したのが大晦日。英語の参考書を片手に、着替えとパソコン、現金をカバンとポケットに詰め込んで、現地に入りました。

ちなみにその法人立ち上げは私を含め2人で行ったのですが、実はもう1人が富田でした。

 

ーなんと!聞き覚えのあるお話だと思っていたら、あの時富田さんと一緒に立ち上げたのは田畑さんだったんですね!

(富田さんに伺ったお話がこちら

田畑:そうなんです!私が実務面の整理、富田が人事・広報・会計を担当していました。

 

ーまさに「海外で活躍したい」「一部のスキルだけでなく幅広く挑戦」というどちらもを実現したご経験でもありますよね。

 

田畑:そうですね。大変ではあったけど、かなりユニークな経験ができました。

 

柴田:たしかに、GPには「これがやりたい」という想いがあれば、それができるように導いてくれる文化がありますよね。私がアカウントマネージャーを目指す上で、新規営業に挑戦させてもらえたのもまさにその例だと思います。前職では会社の歯車みたいになってると感じたこともあったけど、GPではやりたいことをやらせてもらえてる。

 

ーお2人とも「ただやりたい」と言うだけではなくて、苦戦しながらコミットしているのがかっこいいです。辛くてもやりたいことを実現するために大切にしていることはありますか?

 

柴田:「目標達成したい!」という気持ちですかね。朝早くから夜遅くまで、休みの日にも仕事することもあるんですけど、そこまでしてでも達成したいからなんです。そこまでできるのは、上司や仲間がサポートしてくれるから。GPは困ったら力を貸してくれる人たちだらけなので、数字で達成して恩返ししたいという気持ちがあります。

 

田畑:行けると思って送り出してくれた人たちの期待に応えてやれるとこまでやろう!っていうのは私も同じです。ただ、「できなかったらどうしよう」って考えると今度はメンタルがやられる。(笑)責任感と無責任感の両方を大事にしています。

 

ー信じてサポートしてくれる人がいるから頑張れる、というのがGPさんらしいですね。

「入社すれば成長できる」を自分たちで証明。GPで成し遂げたいこと

ーそんなGPで、今後成し遂げたいことを教えてください。

 

田畑:GPを「成長できる」ことで有名な会社にしたいです。営業が強いだけじゃなくて、経営、マーケ、人事、どこをとってもクレバーな会社にしたいんです。

それと、現状のGPの一番の強みって「山本 康二」で、悪い言い方をすれば、依存してしまっている。社員一人一人が「こういう考え方をすればこのアイデアもビジネスになるかもしれない。今のビジネスももっとよくなるかもしれない。実行に必要なことは、、?」と考えられるようにならなくちゃいけないと思っています。そうやってイントレプレナー(社内起業家)を増やすという目標があるので。そのために、顧問の方に学んだり外部の研修で得ているものを、体系化して全社に展開したい。そして「どこでも通用するようになったけど、やっぱりGPにいたい」っていう会社にしていきたい。社員の育成に貢献できればなと思います。

直近は、TargeTube事業で売上を作れる体制を作る。そのために、世の企業様に評価されるようにならなければなりません。まだまだ知識・スキルともに足りないですが、「田畑程度でできるんだから、当たり前に誰だってできる。」という風にしたい。

将来的にはTargeTube事業部もセールスとアカウントマネジメントの2つに事業部を分化するという青写真を描いています。私も将来的にはアカウントマネジメントに専念していきたいです。

 

柴田:そのアカウントマネジメントの方に私も入りたいです!今も営業をしながら、変わらずコンサルティングの役割を担うアカウントマネージャーを目指しています。なんでやりたいかというと、営業だと受注したあとはアカウントマネージャーにお客さんのサポートを引き継いでしまうんですけど、私はそこで終わりたくないからです。成果につながって喜ぶお客さんの声を直接聞きたい。どうせ働くなら身になるスキルを得て、人の役に立てる仕事をやりたいとずっと思っています。

レギュラー争いしながらも、みんなで達成するために行動できるか?

ー入社してよかった!と思えるGPの魅力をもっと聞きたいです!

 

田畑:3つあります。

1つ目は、経営者目線で広く会社の動きを把握できること。むしろその視点がないと仕事が回らないくらい、自分で学んで動かなくちゃいけないんです。その分大変さもあるけど、その視座さえあればどこに行っても活躍できるという自信がつきます。

2つ目は、他社の社員だったらまず話すことができないような方とお話できる機会があること。山本のネットワークがあるからこそだと思います。

3つ目は、集団成功主義。チームの成果が最大化するなら、感情関係なく、チームプレーで乗り切ろう、という空気感があります。

その場で意見が合わなくても、方向性が一緒だったら次の瞬間には「じゃあ、こうしよう!」って切り替えられる人がほとんどです。

 

柴田:集団成功主義は、私もすごく魅力だと感じています。

先日、業績を上げた社員を称える表彰式があったんですけど、みんな泣きながら登壇して、仲間と抱き合って、「感謝してます」っていう言葉を話すんです。私は仕事でも「仲間」を求めてきたんですけど、その表彰式で改めて「これが仲間なんだな」と感じて泣きそうになりました。というか、泣きました。(笑)

振り返ると、私が受注できるようになったのも、チームの人たちが相談に乗ってくれて、サポートしてくれたからなんですよね。みんなで戦ってる感じがします。1人だったらここまで頑張れてない。

↑表彰され涙を見せる柴田さん

 

ー最後に田畑さんはマネージャー、柴田さんはリーダーとしてメンバーの育成も担うポジションにいますが、今後どういう人にGPへ入社してほしいですか?

 

柴田:仲間思いで数字にアツい子にきて欲しい。例えばテレアポで「これいけるトークだ!」って気づいたとして、それを自分が売上トップになるために誰にも教えない、ではなくて、これみんなでやろうよ!って教えたり、落ち込んでいる人がいたら声をかけたり、みんなで達成するために行動できる人。そういう人が社内に多いし、入社してきて欲しいですね。

 

田畑:それもやっぱり「集団成功主義」を大切にできる人ですよね。そこだけは外せない!例えば、野球部で甲子園目指すなら絶対ボール拾いする人が必要ですよね。学生の時はレギュラーを虎視眈々と目指しながら、チームの目的のために雑務含めて自己犠牲や努力ができていたのに、社会人になると「これはやりたくない」とか「自分に合わない」とか我がでてくることって多いですよね。チームで何かを成し遂げるためにはやろう!と思える人にきて欲しいです。

あ、あと最後にもう1つ!「引いたくじは自分で当たりにする」っていう好きな言葉があるんです。GPの文化はそれに近いと思います。当たりを引くまでハズレ引き続けるのか、ハズレも工夫して当たりにするのか。今GPで取り組んでいる数々の新規事業も、基本的には他社がやっていないこと。そこで独自のポジションをとっていくことを目指しているけど、それが当たりかハズレかわからない。事前に目算はたてますが、成功なんて誰も保証してくれない。だからチャレンジし続けるのが大事。

仕事選びも同じ。「この会社では学びたいことが学べなかった」とハズレを引いた気持ちになるか、「想定とは違ったけど、全く知らなかったことを学ぶことができ、視野が広がった。次の人生の目標までのマイルストーンを設けることができた!」と思えるか。僕は後者の人と働きたいと思ってます。

ただ、当社は少なくとも「こうしたい」という話を聞いてくれる人が必ずいて、自分から意見を言える人をちゃんと評価する会社だということは間違いないです。そういう環境を求めている人はぜひ求人ボタンを押してください!

↑友情出演:一緒に働く仲間たち

取材後記

「一部分だけではなく、幅広い分野に挑戦したい」という共通の想いを持ってGPへ入社したお2人。苦戦しながらも、当初の想いから目をそらさずチャレンジしている姿がとてもかっこよかったです!

そして、どの部署にも浸透する「集団成功主義」。お二人ともそれがGPの魅力だとおっしゃっていましたが、会社全体の将来を見据え、また一緒に働く仲間のためにコミットするお2人がまさに集団成功主義を体現していると感じました。ありがとうございました!

 

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