入社数ヶ月で昇格は当たり前。若き2人がのめりこむミッションとは?

ピンク

written by 田野百萌佳

前回までの記事を読んでいただいた方はおわかりかと思いますが、グローバルパートナーズの社員さんはとにかく成長スピードが早い!
今回お話を伺う、グローバル人材事業部の上野さん、流尾さんも例外ではありません。
入社して1年経たないうちにサブマネージャーに昇格したお2人は、どのようにお仕事に向き合っているのか。
お2人と同世代のライター、ドキドキしながら取材して参ります、、!

流尾 智也(ながれお ともや 通称:レオ)

流尾 智也(ながれお ともや 通称:レオ)

人材事業部サブマネージャー。 ​1997年生まれ。2020年11月入社。 2021年4月~一般社員からサブマネージャーに昇格。 上司、先輩、後輩関係なく慕われる、愛すべきGPの誇るフッ軽。 持ち前の要領の良さと、人柄で、社内だけでなく、取引先にもファンを量産。 成績を残し、新卒ながらも入社後4ヶ月でサブマネージャーに昇格。 日々、自身の数字も追いながら、部下を持ち、マネジメントの経験値も爆上げ中。 GPの切り込み隊長。 【留学先】フィリピンセブ島(1か月、語学留学)、ニュージーランド(1か月、研修)、中国(半年、交換留学)、ブルガリア(1年、交換留学)

上野 里菜(うえの りな 通称:うえりな)

上野 里菜(うえの りな 通称:うえりな)

人材事業部サブマネージャー。 1996年生まれ。2020年8月入社。 2021年4月に一般社員からリーダーへ昇給、2021年7月~サブマネージャー昇格。 前職は設立1年の会社に新卒1期生として入し、ナース人材紹介の営業を行う。 自分の「やりたい」ができる環境を目指して転職活動していた時にGPと出会う。 ホスピタリティ溢れる、人材事業部のお母さん的存在。 ちなみに、飲み会盛り上げ隊長。 【留学先】カナダ( 1か月、語学留学)

 

入社1年未満。もがきつつたどり着いた現在の役割

ー日本に就業先を求める海外人材と日本の企業のマッチングを行うグローバル人材事業部でサブマネージャーを務めるおふたり。実際にどんな役割を担っているのですか?

流尾:メンバー育成をしながら、自身の数字も追うのが僕の役割です。
今僕がサブマネージャーを務めるチームにはメンバーが3人います。
その3人のテレアポや商談の練習、商談同行をしたり、「こういうお客様がいるんだけどどう対応したらいい?」というような相談に乗りながら、チーム目標達成に向けて動くとともに、個人の数字も持って営業をしています。

上野:私は事業部内の新人教育を担当しています。
サブマネージャーが自身の数字を追うと、それに精一杯でメンバーの育成に時間をかけるのってなかなか難しいんですよね。
それだとメンバーも部署としても成長が遅くなるという課題を感じて、今年の8月に新人教育部署を立ち上げました。
毎月3,4名くらいの入社があるんですけど、その新人たちが営業活動をする前に必要な基礎知識の教育や、どれくらい成長したかが見えるような体制づくりを整えている最中です。

ー教育事業部を自ら立ち上げたんですか?

上野:はい、私自身が営業をしていて、困ったこと、辛かったことを、新しく入ってくる人たちに経験させたくなかったので。
どうしても教育をやりたいと言って色んな方に根回しして立ち上げました。
そしたら、社長から「新人は東京の方が多いから、そんなに教育やりたいんだったら戻ってこい」って言われたので、「おす!」って言って大阪から東京に戻ってきました!
大阪には3か月前に行ったばっかりだったんですけどね。(笑)

ーおふたりとも入社1年経っていない状況でどんどん後輩が入社するだけでなく、その育成の役割を担っているだなんて、、!

流尾:GPでは2〜3年目でベテランって言われるくらいなんです。
僕は今サブマネージャーになって半年くらい経つんですけど、ようやく自分の営業活動と部下の育成に費やす時間の比率をうまく調整できるようになってきたところです(苦笑)

上野:私は自分の数字を達成するまでに、なかなかに時間がかかって苦労しました。
ロープレしまくって色んな人にアドバイスを聞きすぎて、どれが正解なんだろう?って悩んでた時期があって。
他の人に比べると紆余曲折、苦労してきたからこそ、新しく入ってきた人が何がわからないのかっていう部分を見つけてあげられるのかなと思ってます。

ー色んな苦悩があって今に至るんですね。

ステレオタイプからは逸脱した、入社までの経験

ー大活躍中のおふたりが、GPに入社するまでどんな人生を歩んできたのか気になります。どんな学生だったんですか?

流尾:僕は中高時代は結構やんちゃでした。でも人生のターニングポイントがあって。
高校3年生の4月ですかね?よく行くDVDのレンタルショップに「ビリギャル」の本があったんですよ。何の気なしに買って読んでみたら、めちゃくちゃ感動して。「そうだ、大学へ行こう」って決心したんです。(笑)
そこからやんちゃな遊びは全部やめて、勉強だけに集中するようになりました。毎日塾に行って、家に帰るのも深夜2〜3時。わからないことが多すぎて、何学んでも楽しくて、全く苦ではなかったですね。ちなみに、あとで担任に聞いたら、センター試験受けた生徒は、僕が史上初だったらしいです。(笑)

そんなこんなで、晴れて大学生になったんですけど、周りを見たら「あれ?」みたいな(笑)
授業もいちばん前の席取り合いになるんじゃないかと思って30分くらい前に教室に行ったんですけど、みんな後ろの席の取り合いしてて「何なん?」って思ってましたね。(笑)
「大学は勉強するところだ!」と思って入学したので、休み時間でも教授の部屋に質問しに行っていました。

ー振り幅がすごい、、!流尾さんこそ本に出てくるような生き方してますね!

上野:私はそんな強いエピソードないんですけど(笑)。子供のころから外の世界に出たいと考えてました。個人的には、私の出身の石川県って割と閉鎖的な雰囲気があるのかなって感じていて、地元には「県外に出たい」っていう人がほとんどいなかったんです。通ってた県立大学でもほとんどの学生が県内の人で、県内の会社に就職する人が多かったし、県外に出たのは本当に数人。でもなんか、私はみんなと違うことがしたくて。(笑)
「かわいいね」「綺麗だね」って言われるより「変わってるね」「面白いね」って言われるほうが好きなんですよね。なんか変わってる人にも惹かれるし。(笑)

ーお二人ともある意味ステレオタイプとは離れた人生を歩んできたんですね。

ーGPといえば、海外渡航経験が豊富だったり、語学堪能な社員さんが多いイメージですが、おふたりも留学経験がありますよね?

流尾:はい、フィリピン、ニュージーランド、中国、ブルガリアの4カ国へ留学に行きました。僕、英語だけセンター試験の1ヶ月前まで100点の壁を越えられなかったんですよ。でも、最後の模試でやっと150点代に届いて、涙が出たんです。その時から、「英語話せるようになりたい!」と思うようになって大学時代に勉強して、留学にも行きました。

上野:私は、大学時代に1ヶ月だけカナダのバンクーバーに留学しました。カナダって色んな国から人が集まっていて、その人と関わっている中で私も「自分の考え方をオープンにしたい」と思うようになりました。日本国内だと自分を出しにくかったり窮屈さを感じることもあったんですけど、留学に行って周りを気にせずオープンマインドでいる色んな国の人たちを見て「かっこいいな」と思ってましたね。

ここだったら自分を発揮できる!GPとの出会い

ーそこから、GPに入社した理由は?

流尾:僕は中国に留学してて、大学を卒業したら、世界へ旅に出たかったんです。でもコロナの影響と、自分が社会でどれだけ通用するのかを確かめたかったので、「就職しよっかな」という気になって。
でWantedlyでひたすら「話を聞きにいく」ボタンを押してた時に、いちばん最初に返事が来たのがGPだったんです。
面接の時の、社長のラフすぎるくらいラフな雰囲気がかっこよくて!ただそれだけじゃなくて、海外に学校作るとか日本のGDPをあげるっていうビジョンにもすごいワクワクしたんです。
経歴関係なく実力が評価されるというのも聞いて、入りたいなってすごく思いました。

だから面接中に「内定ください」って言ってました。(笑)

上野:前職はベンチャーの人材派遣会社で、「主体性を持って色々変えていけるよ」って言われて入社したんですけど、実際には柔軟性がなくて、結局自分の意見も全然通らないなという窮屈さを感じて。
転職を考えている時にGPを知ったんですけど、求人がめちゃくちゃキラキラして見えたんです。将来的にグローバルに色んな世界を見てみたいという気持ちもあったし、なにより「主体性を持って働きたい」という気持ちが叶えられるもしれないかなと思ったんです。
人生一度きりだし、せっかく働くなら自分の興味のあることしたいと思って入社を決めました。

あと、さっき変わってる人に惹かれるって言いましたけど、山本(社長)にも惹かれたんだと思います。「いないよな、こんな変わった社長。」って。(笑)

ー実際に働いてみて、やりたかったことはできていますか?

上野:はい、できてます!自分が主体性を持って立ち上げたのが、まさに教育部署ですから!
立ち上げる時も4日間くらい社長とか周りの人を巻き込んで、寝ずに体制を考えて。
会社や従業員にメリットがあることなら、意見を出した人が主体的に動けば、フォローをしてくれる人がいる会社なんだな、と嬉しかったですね。

流尾:僕、正直もともとは「これがやりたい!」っていう具体的なことはなくて。でも今楽しいです!自分の軸にあるのって、自分の人生楽しいかどうかなんですよね。成長意欲ももちろんあるんですけど、楽しんでいたらここまで来てた、という感じですね。GPは、毎日のように色んなことが起きてて、遊園地みたいな感じです。(笑)

▲グローバル人材事業部のメンバーたち。(左上:流尾さん、左下:上野さん)

人の人生、妥協はできない!グローバル人材の受け入れを広める上での覚悟

ー事業についても聞かせてください。グローバル人材等の受け入れを提案した企業の方は、どんな反応をしていらっしゃいますか?

流尾:圧倒的に前向きではない企業のほうが多いと感じています。
海外の人材にいいイメージを持たれない報道や制度が問題視されていたりもする。頑張って働いている方たちがたくさんいるのに、そういう面がなかなか表に出ていない。それどころか、ひどい扱いを受ける方もいる。それが悲しくて、、、
だから今は、僕たちの声を通して、まずは企業に正しく理解をしてもらうということを広めている段階です。

ー確かに、まず正しい理解をしてもらえないと、お互いにとってメリットがなくなってしまいますもんね。

流尾:そうですね。とはいえ僕も、入社したての頃は「とにかく目標を達成しなくちゃ」という一心で企業にアプローチすることもあったんですけど、今は企業と人材とどちらの目線にもなって「本当にお互いにメリットがあるのか?」としっかり考えるようになりました。
そうすることで会社の信頼も得られるし、賛同してくれる企業様も増える。
僕たちって、企業様に紹介する人材の方たちの人生を背負ってるんです。国を跨いでくる方たちの人生、無駄にできないじゃないですか!

ー人の人生を背負っているという責任がある。だからこそ、正しい情報を伝えられる人材を育てなくては、ということですよね。

上野:そうなんです。今までは、どこを目指していいかわからない状態で入ってきて、そのまま2、3ヶ月経っちゃってる人もいて、どこがわかっててどこがわかってないのかも整理できていないところがあったんです。
これができたら、次はこれ。みたいな成長のステップを見える化してあげるというのが直近の私の目標です。
例えばテレアポも、ちっちゃなゴールとかテストみたいにゲーム感覚でできるものがあったら自然と身につくし、目に見えて成長が感じられますよね。そういうのを早く作ってあげたくて。

流尾:研修を終えて現場にでるようになったら、毎日会社に遅くまで残って企業研究とかロープレとかとかして。お互いすごく努力してるよね、、。(しみじみ)
僕も、うえりなも、オフィス大好き人間なんです。
僕この前、オフィスにソファ買っちゃいましたもん。笑

上野:え、買ったの!?いいな〜東京も買おっかな〜。
私はレオほどオフィス好きかと言われると、どうだろ?って感じだけど。(笑)
でも今は自分が会社で成し遂げたいことが明確にあるので、早く作り上げたくてついつい会社に長居して作っちゃいます。(笑)
早く育ってほしいという母性ですね。実際に新人に「ママ」って呼ばれちゃってて。私が作ってるテストを受けて、「次どんなテストですか?」「宿題ありますか?」って聞かれたり、学校かよ!みたいなことがあるんです。笑

ー頼もしい、、!実際にメンバーと接する際は、どういう風に接してますか?

流尾:受験勉強してる時から、「人に教えるつもりで勉強しろ」って教わってきて。
サブマネージャーになる前から、自分が部下を持った時にどう教えるやろうなー?と常日頃から考えてました。
あと山本にも「経営者目線で働け」ってよく言われるので。メンバーにも、「人に教えるつもりで」「経営者として」っていうのを意識してもらってます。

上野:私は正直メンバーだった時は、「私が教えるなんておこがましい」と思ってたんですけど、人に伝えることで自分のためにアウトプットしてるという感じです。
大学生の時に、塾の講師のアルバイトをしてて、その時に「インプットはすぐにできても、アウトプットってうまくできない」と気づいたんです。
アウトプットができるようになってはじめて理解できたということになると思うので、理解できてないことこそアウトプットの回数を重ねて噛み砕く。新人にもアウトプットすることを意識してもらってます。

ーなるほど、、、。(ここでライター、自分のノートにメモ)
おふたりとも、自分が学んだことをアウトプットしてきた結果が今のポジションにつながってるんですね。

ーおふたりは一緒に働く機会って今までにあったんですか?

上野:私が教育部署を立ち上げで東京に戻ってくるまでは、大阪で一緒に働いてました。

ーお互いに刺激を受けることもありますか?

流尾:もちろん!自分のことだけではなく、周りに目を向けて、他の人のために課題解決に動ける。思ったことを行動に移してやり遂げられない人が多い中で、当時描いてた自分の目標とは違う方向でも動けるのってすごいと思う。

上野:ありがとうございます!私も、めちゃくちゃ刺激受けてるよ。
レオは他の人だったら恥ずかしがったり尻込みしちゃうことを飛び込んでやっちゃうとか、全然人見知りしないし、飲みに行ったら他の人に話しかけてるし。(笑) レオを見てると、「そこまで思いっきりやってもいいんだ!」って気づかされる。まさにGPの切り込み隊長だね。(笑)
私が営業してた時も、目標に届かなくて落ち込んでると「大丈夫?」って連絡してくれて、気持ちを楽にしてくれるようなことを言ってくれて。人の気持ちに敏感なところもすごいと思ってる。
レオの他にもそういう時に声かけてくれる人がたくさんいる会社で、いつもみんなに助けてもらってますね!

ー年も近くて、同じ事業部で同じポジションを経験して支え合える同志がたくさんいるって素敵ですね!

若きサブマネージャー2人が、今後挑戦したいこと

ー今後、グローバル人材事業部は何を目指していくのでしょうか?

流尾:日本の専門学校や大学を卒業していて、複数の言語を話せるような高度人材を紹介できるようになることを目指しています。
企業側にニーズはあるのに、マッチする人材がいなくて紹介できていないケースがいくつもあって。提案の選択肢を広げていくのが目標です。

上野:同じく!そのためにも、社内に限らず外国人向けの教育体制を整えていくことが大事になってきます。
GPに新入社員として入ってくる外国人もいるんです。その人たちにこの事業の架け橋になってもらえるように、外国人向けの社内での教育体制も整えて行きたいです。
日本人であれ外国人であれ、日本の企業で活躍する人を増やしたいという目標は会社としても個人としても、ずっとありますね。

ーでは最後に、個人的に描いている将来像はありますか??

流尾:今GPにいてすごく楽しいので、会社のためになるような恩返しがしたいっていうのはありますね。最近その想いが本当に強くなっていて、それがどんなかたちであれ楽しみたい!

上野:私は、とにかく教育制度を整えたい。
今ある範囲のことを教えるのではなくて、さらに知識や経験を深めて営業手法に落とし込みたいという気持ちがありますね。
あと、企画をやりたいと入社前からずっと言ってるんです。例えば、海外の方と日本の方が触れ合うイベント企画とかができたら面白いんじゃないかな。
あとはセブでもドバイでも早く行きたい!どんどん新しいことをやりたいです!

取材後記

ただただ純粋に会社が好きで、心から成し遂げたいことに前のめりなお2人。グローバル人材事業、そしてその事業を担っていく新人を成長させるというミッションに自分自身の強い想いを持って邁進する。この会社の事業を自分ごととして捉えて進めていく姿がGPの「若者を日本一信頼する企業」という文化につながっているのだなあと実感しました。上野さん、流尾さん、ありがとうございました!

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