最高のビジネスパートナーになるべく、走りつづける若きリーダー。31歳で取締役になるまで。
written by 田野百萌佳
ドバイを中心とした海外で売上を上げる事業、グローバル人材事業、動画を活用した集客ソリューション事業を行うグローバルパートナーズ株式会社。
池袋の本社には入社8年目、34歳という若さで取締役を担っている皆藤さんがいます。
山本社長との出会いによって大きく人生が変わったという皆藤さんに、ここまでの道のりと今後の展望についてお聞きしました。
皆藤 康治(かいとう やすはる)
グローバルパートナーズ株式会社 取締役。 ノリと勢いの営業で株式会社光通信でGM職まで昇りつめる。その後、600名以上の経営者を輩出してきたグローバルパートナーズ株式会社の山本社長と出会い、肩書も年収も捨て、ゼロから真の営業を学ぶために一般社員として入社。その後ドバイ、セブでの事業や動画を活用したSEO対策の事業立ち上げを経て2018年、取締役に就任。
「有名になりたい」俳優を目指して上京→営業マンの道へ
ー今の業務はどんなことをされているのでしょう?
皆藤:僕の統括する事業部では、企業に動画を活用した集客ソリューションの提案をしています。日々の業務は部下のマネジメントや数値管理ですね。受注の効率を上げるための分析をしたり、戦略を考えたりしています。
ー2018年から役員というポジションになられたそうですが、役員として日頃から意識されていることなどありますか?
皆藤:顧客、従業員、株主といったステークホルダーのことを常に考えています。うちの商材には独自性があるのですが、類似商材を扱いだした企業が現れていないかの市場の調査もしています。あとは、今よりも顧客に満足していただけるよう、サービス内容のブラッシュアップに日々取り組んでいます。
市場調査の一環として、動画での情報収集をしています。また、ビジネスに関するものだけでなく国会中継も見ています。僕たちの仕事は政治とも密接ですし、討論会でいろんな意見を聞くのはおもしろいです。そういったところから新たなビジネスにつながる可能性もあるので、時事的なことも勉強し、部下にも共有するようにしています。
また、組織を強くしていくために、スタッフの働きやすい環境づくりも行っています。働きやすく、生産性を高められるような環境にするため、スタッフみんなを交えた意見交換会を設けたりしています。些細な意見でも大したことないと思わずに、みんなで問題を洗い出し解決するよう心がけています。
ー皆藤さんがグローバルパートナーズに入社することになった経緯を教えてください。
皆藤:話はだいぶさかのぼるのですが、地元名古屋の高校を卒業したとき、周りにはミュージシャンやお笑い芸人を目指す友達がいっぱいいました。私は大学に進学したのですが、「自分も有名になりたい、でも仲間たちとは違うことをしたい」という思いが芽生え、入学後3週間で大学を中退し俳優を目指すことにしました。
親を説得して東京で劇団に入り、オーディションを受けるも、箸にも棒にもかからない。周りと違う何かが必要だと感じ、「英語を喋れる俳優」になるため、アイルランドへの留学を決意しました。留学資金を貯めるべくバイトに明け暮れているとき、結婚したいと思う女性と出会い「戻ってきたら結婚しよう」と約束をして、日本を発ちました。
帰国後、結婚をして家族を養っていくためには稼げる仕事に就く必要がありました。そうなると、収入らしい収入を得られていなかった俳優という選択肢は消えていきました。就職活動を始めた時、一番最初に出てきたのが『光通信』という会社。「実力主義」「稼げる」という言葉に惹かれてエントリーしたら、すぐに面接も合格して、就職することになりました。
▲新人時代の皆藤さん。
グローバルパートナーズで身につけた徹底的な「顧客目線」
ーいきなりの営業職、苦労はしなかったですか?
皆藤:初めの頃は全然ダメで、「数字はやらないムードメーカー」っていうのが僕のキャラクターになっていました。(笑)そんな僕に上司が「お前は個人への営業よりも、法人営業のほうがいいんじゃないかって」きっかけをくれて、インターネット回線のテレアポ営業から、代理店の開拓営業に変わったんです。
その仕事は飲み会や接待が多くて、そこではノリが良くて勢いのある自分が力を発揮できました。成績もどんどん上がって事業部の中で副統括という事業部長の一個下のポジションになってました。
ー波に乗り始めたんですね!
皆藤:でも、当時担当していた1000社くらいの会社の中には、倒産してしまった会社もいっぱいあります。その度に「俺のせいじゃない」って思ってました。今思えば、先方に寄り添えていなかった自分の責任なんです。
その後、光通信から独立した“レジェンド”たちの立ち上げた会社を何社か担当することになって、その中の一社がグローバルパートナーズでした。そこで山本社長に出会います。
ー山本社長の第一印象ってどんな感じだったんですか?
皆藤:向こうからダボダボのスーツで風を切って歩いてきて、めちゃめちゃオーラがあって「ゾス!ゾス!」※ってみんなが挨拶してて。これがあの伝説の営業マンか!って感じでしたね。
(※光通信の社内で常用される挨拶。「オス!」が進化したもの。)
初めての商談で、細かいことまで質問されて、担当している事業内容にも関わらず、全く答えられませんでした。「お前そんなんでよく代理店任されているな、このままじゃ新橋の落ちぶれたサラリーマンになるぞ!」って言われたときは、何も言い返せませんでしたよ(笑)。
山本社長は商材の歴史や仕組みとか、代理店を担当するにあたって必要な知識が足りないことを指摘してくれて、ようやく自分を見つめ直すときがきたんです。これまでのノリと勢いだけの営業をやめて、ちゃんと営業を学ばないと、と思いはじめたとき、山本社長が「うちに来い、鍛え直してやる」と声をかけてくれました。
ーグローバルパートナーズに入社してからは、どうでしたか?
皆藤:入社してすぐ、太陽光発電所の設置促進事業を任されたのですが、そこで大きな挫折を経験し考え方がガラリと変わりました。
中小企業向けの商材を扱うのも初めてでしたし、法人営業のコツがまったくわかっていなかったので、とにかく上手くいっている人に話を聞いて、ひたすら良いところを真似して、改善していきました。ノリと勢いだけではダメで、何か課題があるのなら、その背景まで論理的に探っていかなくてはならないと思うようになりました。
当時携わっていた太陽光の事業では、パッケージ化された商材の営業をしていたのですが、エクセルやパワーポイントで収益をシュミレーションした資料を独自に作成して、改良していくことで受注が獲れるようになっていきました。受注したときは毎回鳥肌が立つくらい嬉しかったですね。
ーグローバルパートナーズに出会う前と後で、ご自身のどういったところが変わったと感じますか?
皆藤:出会う前の営業は、目先の利益を優先していて、受注したらそれで終わりという感じでした。でも今は、常に顧客の満足やESを前提に行動するようになりました。
いつの間にか「私よりもうちの会社のことを考えてくれているね」って経営者の方に言われることも増えてきて。山本社長の一番大事にしている“顧客目線”という考え方が自然と僕にも染み付いてきたんだなと実感できました。
太陽光の事業を離れた今でも、当時のお客さんから、ビジネス上の悩みや相談が来ます。自分がビジネスパーソンとして信頼されていると感じられてとても嬉しいですね。
その後、ドバイ、セブでの事業や動画を活用したSEO対策の事業立ち上げを任されるまでになりました。事業も軌道にのり、それらの実績を評価していただき、取締役に昇進しました。
▲ドバイの事業立ち上げの際、滞在8か月間で交わした名刺の一部。
模範となるビジネスパートナーの姿を体現
ー皆藤さんの思う、グローバルパートナーズの魅力ってどんなところですか?
皆藤:人事制度が自分たちで作れるというのが一番の魅力だと感じています。自分たちで目標を立てて、評価のかたちにもみんなの意見が反映されているんです。だから日々の仕事も、やらされている感って一切ないんです。これはすごく良いところですね。
ーこれから入って欲しい人材の具体的なイメージはありますか?
皆藤:自分だけが良いではなく、関わる人みんながプラスになることを大事にできる、そういうマインドを持って働ける人が増えるといいですね。
会社のクレドというのがあって、顧客目線とはどういうことか、お客さんと仲良くなるためには何をすべきか、という具体的なこともすべて共有されているんです。僕自身のビジネスパートナーに対する姿勢がみんなの模範となるように行動していけたらと思います。
▲グローバルパートナーズのクレドには、社員の目指すべき姿がかなり具体的に書かれている。(一部抜粋)
ーこれから先のビジョンはありますか?
皆藤:山本社長が掲げていますが、「若者を日本一信じる会社」の役員としてグローバルパートナーズの成長を支えていきたいですね。僕自身がこれまでたくさんチャレンジをさせてもらったように、部下たちにもどんどんチャンスを与えたいです。
それと、組織や商材の強化をして利益の最大化のサポートをし、新しいビジネスの創出をするのが今のミッションです。
ーありがとうございました!
取材を終えて
新入社員の中には、皆藤さんに憧れて入社する人も多いのだそう。部下の方に話を伺うと、「皆藤さんは、目標に対してこれをやるという道筋を明確に作ってくれるから、ついていきたくなるんです」というコメントが。顧客だけでなく部下にも寄り添って、いっしょに歩んでいこうという姿勢が、周りから慕われるグローバルパートナーズの若きリーダー、皆藤さんを築き上げてきたのだと感じました。
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